設立のあとまで分かる会社設立ガイド 決める前の疑問から、設立のあとの手続きまで
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会社設立の用語辞典

この記事の内容
    1. 定款(ていかん)
    2. 定款認証
    3. 電子定款
    4. 登録免許税
    5. 資本金
    6. 発起人・社員
    7. 代表取締役・代表社員
    8. 事業目的
    9. 商号
    10. 会社実印(代表者印)
    11. 登記事項証明書(登記簿謄本)
    12. 印鑑証明書
    13. 事業年度・決算月
    14. 均等割
    15. 法人設立届出書
    16. 青色申告の承認申請書
    17. 役員報酬(定期同額給与)
    18. 消費税の免税事業者
    19. インボイス(適格請求書)
    20. 法人番号

設立の手続きは、単語が分かれば実は単純です。実際に出てくる言葉だけを短く説明します。

定款(ていかん)

会社のルールブック。商号・目的・本店・資本金などを定めた、設立の中心になる書類です。紙で作ると収入印紙4万円、電子定款なら不要。この差が設立費用の分かれ目です。

定款認証

株式会社の定款を公証役場でチェック・証明してもらう手続き(手数料は資本金により1.5万〜5万円)。合同会社には不要で、これが両者の費用差の一因です。

電子定款

PDFに電子署名した定款。紙の収入印紙4万円が不要になります。自分でやるにはマイナンバーカード等の準備が要るため、クラウドの設立サービス(手数料5,000円程度)に任せる人が多いです。

登録免許税

登記のときに国に払う税金。資本金×0.7%か、株式会社15万円・合同会社6万円の高いほう。設立費用の中で一番大きく、値切れない部分です。総額は設立費用シミュレーターで。

資本金

会社の元手として払い込むお金。1円でも設立できますが、口座審査や信用の面で不利になることがあります。1,000万円未満にしておくと消費税の免税など税務上の分岐で有利です。

発起人・社員

株式会社を作る人が「発起人」、合同会社の出資者が「社員」(従業員の意味ではありません)。資本金はこの人の個人口座に払い込みます。

代表取締役・代表社員

会社の代表者の肩書き。株式会社は「代表取締役」、合同会社は「代表社員」。名刺の見え方が気になる人は覚えておく違いです。

事業目的

定款に書く「この会社は何をするか」。あとから足すと登録免許税3万円がかかるため、やる可能性がある事業は最初から書いておきます。事業目的メーカーで文例から作れます。

商号

会社の正式名称。使える文字や「同一住所・同一商号の禁止」などのルールがあります。決める前に社名チェックリストを。

会社実印(代表者印)

法務局に届け出る会社のハンコ。登記申請までに必要です(オンライン申請では印鑑届は任意になりましたが、実務では銀行等で使うためほぼ全員作ります)。

登記事項証明書(登記簿謄本)

会社の登記内容の証明書。口座開設・社保の手続き・契約などあらゆる場面で提出を求められます。1通600円で法務局で取得できます。

印鑑証明書

届け出た会社実印の証明書。こちらも契約や口座開設で使います。

事業年度・決算月

会社の会計の1年の区切り。何月でもよく、設立月から逆算して決めるのが基本です。決算月診断で候補を採点できます。

均等割

法人住民税のうち、赤字でも毎年かかる固定部分(最低でも年7万円)。「会社を持っているだけでかかるコスト」の代表です。

法人設立届出書

設立を税務署に知らせる書類。設立から2ヶ月以内。都道府県・市町村にも同様の届出をします。一覧は設立後に税務署へ出す書類一覧へ。

青色申告の承認申請書

税務上の特典(赤字の繰越しなど)を受けるための申請。設立から3ヶ月経過日と第1期終了日の早いほうの前日までという締切があり、出し忘れると初年度は白色扱いで損をします。

役員報酬(定期同額給与)

社長が自分に払う給料。毎月同額で払うのが原則で、期の途中で自由に増減すると経費(損金)にできなくなります。金額は設立後3ヶ月以内に決めるのが実務の定番です。

消費税の免税事業者

設立から一定期間、消費税の納税が免除される状態。資本金1,000万円未満などの条件があります。ただしインボイス登録をすると課税事業者になるため、取引先との関係で判断が要ります。

インボイス(適格請求書)

消費税の仕入税額控除に必要な請求書の仕組み。登録するかどうかで「免税のまま」か「課税事業者になる」かが変わる、設立初年度の大きな判断ポイントです。

法人番号

設立すると国税庁から通知される13桁の番号。国税庁の公表サイトで誰でも検索でき、社名のかぶり確認にも使えます。


※数字(登録免許税・認証手数料・均等割7万円・届出期限など)は当サイトの各記事で公的機関の公式情報を確認した値です。制度は変わるため、手続きの際は法務局・税務署で最新の情報をご確認ください。